郵船ロジ、地方空港活用したアジア向け輸送サービス

サービス・商品郵船ロジスティクスは23日、アジア向けに地方空港を活用した新たなサービスを開始した。

これまで大都市圏以外に所在する工場や事務所から航空貨物を輸送する際は、トラックで物流拠点まで搬入し、そこで輸出申告を経て主要空港に配送しており、所在地によっては集荷からアジアの空港に到着するまでに数日要していた。

新サービスでは貨物が所在する最寄りの空港から羽田空港まで国内線で輸送を行う。その後、羽田空港で検量やラベリングなど入庫作業から輸出申告まで行い、羽田空港を対アジアへのゲートウェイとして利用する。

業務工程の簡素化と共に国内も航空輸送を利用することで、リードタイムを短縮。また、最短で工場出荷の翌日早朝にアジアの空港へ到着することが可能となる。

■発地対象空港
新千歳、庄内、岡山、広島、米子、高松、松山、山口宇部、福岡、熊本（WIDE BODY）、小松、富山、長崎、大分、宮崎（NARROW BODY）

■着地対象空港
上海浦東国際空港、香港国際空港、バンコク・スワンナプーム国際空港、シンガポール・チャンギ国際空港