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大日本塗料、鈴与カーゴネット拠点活用し中継輸送

2025年9月25日 (木)

ロジスティクス大日本塗料は25日、鈴与カーゴネット(静岡市清水区)との協業のもと、8月5日より、長距離輸送に「中継輸送」を導入したと発表した。

同社は鈴与カーゴネットと連携し、幹線輸送に中継輸送を導入。従来は栃木-大阪間を通しで運行していたが、今後は鈴与カーゴネットの静岡・名古屋などの拠点を中継地点として活用する。従来の長距離輸送ルートでは法令で定められた労働時間や休憩を確保すると、1日で業務を終えることが困難だった。今回、鈴与カーゴネットと運送ルートを共有し、中継拠点で荷物を引き継ぐ輸送を導入したことで、栃木-大阪間の輸送もドライバーが日帰りで運行できる体制を実現した。

(出所:大日本塗料)

また従来は10トントラックを用いて塗料を輸送していたが、運転席部分と荷台が一体となっているため中継輸送を行う際にはドライバーが荷物の積み替えを行う必要があり、時間や手間がかかっていた。今回導入した中継輸送では20トントレーラー(運転席部分と荷台が分離可能な分離型)を使用。荷台を切り離すことができるため、中継拠点でドライバーが交代する際も荷物の積み下ろしが不要となり、さらに1回あたりの輸送量が2倍になるため輸送効率も大きく向上する。こういった中継輸送により、新しい体制ではCO2排出量が38%削減されると見込んでいる。

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