調査・データハコベル(東京都中央区)は25日、入江運輸倉庫(大阪市都島区)の安治川事業所における、トラック予約受付システム「トラック簿」の導入事例を公開した。
入江運輸倉庫は、倉庫での受付業務の非接触化や呼び出し効率化を目的にトラック簿を導入。従来は受付した後のトラックに待機場所に移動してもらい、バースが空いたら倉庫員が受付担当に構内無線を使って連絡をして、受付担当がドライバーへ携帯電話を使って呼び出す、という流れを取っていた。しかしトラックがバースに来るまで積み卸しの荷物がわからないため、格納エリアや荷そろえ場所から遠いバースに誘導してしまうなどの非効率が課題となっていた。
導入後は倉庫員が「トラック簿」画面上で、待機トラックの荷物を把握できるようになったため、次のトラックをどのバースに呼ぶと効率が良いかを判断しながら呼び出しができるようになり、効率化が実現。導入前の2020年1月の平均待機時間は38分だったが、同年12月には23分に短縮され、特に60分以上待機するトラックは12.3%から1.7%に減少したという。
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