
(出所:DHL)
ロジスティクスDHL(ドイツ)は26日、ハパックロイド(同)とサプライチェーンの脱炭素化を推進する3年間の包括協定を締結したと発表した。協定はスコープ3温室効果ガス(GHG)排出削減を対象とし、ハパックロイドの船隊で持続可能な海上燃料を活用する取り組みを進める。第1弾として2025年7月に2万5000トン分のCO2e削減を実現している。
使用されるのは廃棄物や残渣から製造される第2世代バイオ燃料で、「ブック&クレーム」方式を用いることで、燃料使用と排出削減の証明を切り離して管理できる仕組みを導入した。これにより、燃料供給が限定的かつ高コストな現状でも早期の脱炭素化対応を可能とする。ハパックロイドは2020年から同燃料を導入しており、23年からは排出削減分を顧客が申請できる「Ship Green」サービスも提供している。
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