ロジスティクスハパックロイド(ドイツ)は11日、シェル・ウエスタンLNG(オランダ)と液化バイオメタン(バイオLNG)の長期供給契約を締結したと発表した。契約は即時発効し、2023年から進めている代替燃料の脱炭素化に関する戦略的協業を拡大する。
供給されるバイオメタンはISCC EU認証を受けており、原料生産の持続可能性やサプライチェーン全体での追跡可能性、ライフサイクル排出削減の信頼性が担保されている。同燃料は有機廃棄物由来のバイオガスからCO2や不純物を除去し生成されるもので、LNGデュアル燃料船にそのまま使用できる。

(出所:ハパックロイド)
シェルは24年から液化バイオメタンの提供を開始し、現在は世界22か所のLNGバンカリング拠点で供給体制を整えている。
ハパックロイドは45年までに船隊のネットゼロ運航を目指しており、今回の契約により船舶からの排出削減を推進し、顧客のサプライチェーン脱炭素化にも寄与する。
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