調査・データ鴻池運輸は26日、KONOIKEグループの強みや中長期的な経営戦略などをまとめた2025年の「統合報告書」を発行したと発表した。ステークホルダー向けに事業全般を説明するための報告書で、25年度からの「中期経営計画2027」や「2030年ビジョン」の実現に向けた取り組みを重点的に紹介している。
報告書では「What is KONOIKE」「Where we go」「How we do」の3つの章を立て、 KONOIKEグループがどのような会社で、何を目指し、どのような取り組みを行うのかを、写真や図、グラフなどを交えて詳しく説明している。
中期経営計画は25年度から27年度までの3年計画で、「成⾧投資と人・技術・ICTへの基盤投資で、従業員の幸せと企業価値の最大化を実現する」をテーマとした。インドや北中米を重点に海外事業の拡大を図るほか、国内ではメディカルと空港でのサービス分野を強化する。また、経営基盤では、人材戦略や技術・ICT 戦略、内部統制の強化を図る。
財務目標では売上高4100億円、営業利益260億円の達成を掲げ、環境対策としてCO2排出量を18年度比で28%削減するとした。
中期経営計画の実現に向けて、鴻池忠嗣海外事業担当専務、田辺茂樹国内事業担当専務、津加宏コーポレート担当専務が鼎談(ていだん)する企画記事もあり、鴻池専務は「これからは世界で戦える企業にならなければいけない。そのための変革に率先して取り組んでいく」などと決意を述べた。
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