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野村不動産、北九州市に高機能物流施設建設へ

2025年10月1日 (水)

拠点・施設野村不動産は1日、北九州市小倉南区で同社として初となる高機能型物流施設「Landport小倉」(仮称)を建設すると発表した。2027年9月の完成を予定しており、北九州市と立地協定も締結。市が推進する「物流拠点構想」を後押しする。

▲Landport小倉」(仮称)の外観イメージパース(出所:野村不動産)

野村不動産は25年4月から28年3月までに全国で15棟、総投資額3400億円の物流施設開発を計画しており、本施設はその一環。九州自動車道・小倉東インターチェンジ(IC)や北九州都市高速・長野ICから2.8キロに位置し、北九州空港や新門司港、太刀浦コンテナターミナルへのアクセスにも優れる立地が強みだ。九州全域や中国地方西部をカバーできる配送拠点としての活用が見込まれる。

▲施設の狭域図(クリックで拡大、出所:野村不動産)

施設は敷地面積3.4万平方メートル、延床面積4.6万平方メートルの2階建てボックス型で、低床・高床の両面バースを備え、多様な車両・貨物に対応する。大型車両用待機スペースの確保や一方通行の車両動線設計により安全性を高めるほか、テナント従業員向けにカフェテリアを設けるなど労働環境にも配慮。マルチテナント型で最大3分割の利用も可能とする。

北九州市との協定では、市が法令対応や企業マッチングを支援し、同社が市民の優先雇用促進に努めることなどを確認。双方が連携し、物流拠点としての機能強化やPRを進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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