M&A国分グループ本社(東京都中央区)は1日、滋賀県大津市に本社を置く酒類食品卸のエスサーフを子会社化したと発表した。同社の物流機能や商品調達力をグループ全体で活用することで、地域に根ざした卸機能の強化を図る。
国分グループは第11次長期経営計画で、エリアカンパニーやカテゴリーカンパニーの競争力強化を戦略の柱に据え、地域卸との協業を進めている。西日本エリアでは「地域発展に貢献し、新しい価値を提供する会社」を目標に掲げ、地域密着型の全国卸の実現に向けて取り組みを展開してきた。今回のエスサーフ子会社化は、その一環となる。
エスサーフは1954年設立、酒類食品卸売のほか、ネット通販や物流事業も手がける。2025年3月期の売上高は160億円で、従業員数は91人。滋賀県を中心に酒類食品流通を担っており、国分グループは同社との連携を通じて地域のサプライチェーンを持続的に支える体制を強化する。
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