
▲ヒューマノイドロボット・フィジカルデータ生成センターイメージ(出所:INSOL-HIGH)
拠点・施設INSOL-HIGH(インソルハイ、東京都千代田区)は1日、ヒューマノイドロボット専用の「フィジカルデータ生成センター」構築プロジェクトを正式に始動したと発表した。製造・物流業界の大手企業と連携し、2026年春に最大50台のヒューマノイドロボットが同時稼働する大規模トレーニング環境を整備する計画だ。すでに山善が参画を表明しており、最終的に10社規模の体制を目指す。
同社が開発するプラットフォーム「REAaL」は、ヒューマノイドのタスク設計から学習、実装までを一括で支援する。新センターでは、ピッキングや搬送などの基礎動作から産業特化型の応用、さらに個社の業務フローに合わせたカスタマイズまで段階的にトレーニングを展開。そこで得られるフィジカルデータを蓄積・活用し、実用化を加速させる。
INSOL-HIGHは今回の拠点を「従来のロボット導入ではなく、ロボットと共に働く環境を設計する基盤」と位置付ける。参画企業に対しては導入コストの低減や技術リスクの分散といったメリットを提示し、物流・製造業を超えた協業を通じて人材不足や環境対応など社会的課題の解決につなげたい考えだ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。