ロジスティクスAI(人工知能)技術を活用した経営支援システム「AI社長」を提供するTHA(東京都新宿区)は6日、大分県日田市の総合物流企業NBSロジソルが同システムを導入し、自社専用の「AI河野社長」を開発したと発表した。企業理念の浸透や人材育成、業務効率化を促し、組織力の向上を図る。

▲NBSロジソル代表取締役の河野逸郎氏(出所:THA)
NBSロジソルは建材物流を主力に、長距離輸送やモーダルシフト、国際物流など幅広い事業を展開する。今回導入したAI河野社長は、河野逸郎社長の判断基準や価値観をAIに学習させ、社員が理念に基づいて業務判断や相談を行えるようにする仕組み。部門間の意思統一を支援し、「ONE TEAM」経営の実現を後押しする。
AIは24時間稼働し、日常業務や企画立案のレビュー、人材育成に関する助言などを行う。これにより社長への確認業務を減らし、現場での意思決定を迅速化する効果も見込まれる。
河野社長は「社員が理念を共有し、自ら考えて行動できる環境を整えることが成長の鍵」と述べ、物流現場の変革期に対応する次世代型経営の一環と位置付けている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。