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事業承継型M&Aのforest、60億円を調達

2025年10月6日 (月)

財務・人事事業承継型M&Aを通じて日本のモノづくりブランドの成長支援を行うforest(フォレスト、東京都渋谷区)は6日、第三者割当増資と銀行借入により、シリーズBラウンドで総額60億円の資金調達を実施したと発表した。今回のラウンドには、東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)、日本郵政キャピタル、BRICKS FUND TOKYO(三菱地所CVC)、電通ベンチャーズ、博報堂DYベンチャーズなど複数の事業会社系CVCや投資ファンドが新たに参画した。

forestは2021年創業以来、EC(電子商取引)分野で地方企業の承継や海外企業からの事業譲受、スタートアップの株式取得を含む計21件のM&Aを実施。物流、商品企画、デザイン、マーケティング、カスタマーサポートといった領域の機能を強化し、ファブレスSPA企業としての地位を確立してきた。今回の資金調達により、越境EC、リテールテック、データインフラの分野での成長戦略を加速させる。

特に注目されるのは、24年7月にグループ入りしたデジタルマーケティング企業「Tsuzucle」との連携によるリテールテック事業の本格展開である。これにより、EC構築、SNS運用、OMO戦略支援、海外展開などのサービスを強化し、ECとテクノロジーの融合によって小売企業の持続可能な成長を支援する。

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