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配達員の絵文字を国際標準に、ドイツポストが支持

2025年10月9日 (木)

国際ドイツポスト(ドイツ)は8日、オーストリア郵便が国際標準の絵文字を管理するユニコード協会に提出した「配達員の絵文字」新設提案を支持すると発表した。世界の郵便・宅配分野で働く530万人を象徴する絵文字を追加し、社会的認知を高める狙いがある。

現在、国際標準化された絵文字の中には、郵便や宅配を担う職種を示すものが存在しない。オーストリア郵便が中心となり、ドイツポストのほか、万国郵便連合(UPU)、国際郵便会社連合(IPC)、UNIグローバルユニオンなどが賛同。エジプト、アイルランド、ポーランド、スイスなど各国の郵政事業者も参加した。9月末にドバイで開かれたUPU世界郵便会議では、配達員絵文字の支持決議が全会一致で採択されている。

ユニコード協会は11月末までに提案を審査し、承認されればデザイン案を策定。グーグルやアップルなどが順次実装し、2026年にも世界のスマートフォンで利用できる見通しだ。ドイツポストは「人々の生活を支える配達の仕事に、デジタル空間でも表現の場を」として、10月9日の「世界郵便の日」に合わせて取り組みをアピールした。

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