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積水化学、タイでCPVC第2工場を完成

2025年11月21日 (金)

▲幹部によるテープカット(出所:積水化学工業)

国際積水化学工業は21日、タイの連結子会社であるSEKISUI SPECIALTY CHEMICALS(SSCT)が、塩素化塩化ビニル(CPVC)コンパウンドの第2工場を完成させたと発表した。これに伴い、10日に現地で工場稼働開始10周年記念式典および竣工式を開催した。

第2工場は、タイ東南部マプタプットのヘマラートイースタン工業団地内に位置し、既存の第1工場と同敷地内に設けられた。SSCTは2015年6月にCPVCコンパウンド工場を本格稼働して以来、グローバル市場向けの樹脂製品を製造・販売しており、第2工場の本格稼働は2026年1月を予定している。

式典にはSSCT従業員や積水化学の関係者ら138人が参加し、現地の宗教儀式を通じて安全と発展を祈念したほか、勤続10年の従業員表彰も行われた。完成後は、CPVC製品に加え、PVAやPVB樹脂などの取り扱いも強化し、グローバルなインフラニーズへの対応を図る。

積水化学は「Strong Unite」(強固な団結力)を掲げ、タイでの生産能力増強を通じて、持続可能なインフラ整備やインダストリアル分野の成長に寄与する体制構築を進めている。物流面でも、東南アジア地域からインドなどへの製品供給拠点としての重要性が高まる見通しだ。

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