ロジスティクス山九は8日、山口県山陽小野田市に「山九山陽小野田ロジスティクスセンター」を開設したと発表した。THKの山口工場向け専用倉庫として、周辺に分散していた保管・梱包機能を統合し、西日本地区での生産・輸出を支える基幹拠点と位置づける。

▲山九山陽小野田ロジスティクスセンター外観(出所:山九)
同センターは敷地面積1万7687平方メートル、延床面積8163平方メートルの鉄骨平屋建てで、低床および高床の両バースを備える。門司港まで50キロと輸出アクセスにも優れ、山口工場や主要サプライヤーにも近接する。2026年初旬には北九州の梱包業務も移管する計画で、工程集約による輸送効率化とリードタイム短縮を図る。
また、太陽光発電設備を備え、ZEB認証を申請中。将来的には新技術を取り入れたモデルセンターとしての活用も視野に入れる。生産拠点に隣接した一体型の物流体制構築を通じ、THKの成長戦略を物流面から支える狙いだ。
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