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滑川製造所に新たな高断熱窓ガラス生産棟を稼働

2025年11月27日 (木)

拠点・施設YKK AP(東京都千代田区)は27日、富山県滑川市の滑川製造所において、高断熱窓用「Low-Eガラス」を製造する新棟(N3B棟)の操業を開始した。これにより、全国におけるLow-Eガラスの生産能力は従来比で150%に増強される。

▲高断熱窓用「Low-Eガラス」を生産する滑川製造所N3B棟(出所:YKK AP)

Low-Eガラスは、熱の伝導を抑える特殊な金属膜を施したガラスで、高い断熱・遮熱性能を持つ。YKK APでは、同ガラスを用いた複層・トリプルガラスの普及を推進しており、その比率はすでに90%を超える。今回の新棟稼働により、住宅やビルの新築・リフォーム需要に応える体制を一層強化する。

新設されたN3B棟は鉄骨造(一部2階建)で、延床面積4818平方メートル。スパッタリング技術によるコーティング設備を備え、年間300万平方メートルの生産が可能。隣接の建屋で複層・トリプルガラスへと加工された後、住宅用の「APW」シリーズなどに組み込まれる。

今後は、滑川製造所をはじめ埼玉窓工場、北海道工場の3拠点でLow-Eガラスを生産。YKK APは高断熱窓のさらなる普及を通じ、快適な暮らしと脱炭素社会の実現に寄与する。

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