ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東北エプソン、プリントヘッド製造新棟を完成

2025年10月15日 (水)

拠点・施設セイコーエプソンは10日、グループ会社である東北エプソン(山形県酒田市)がインクジェットプリンター用ヘッドの製造新棟(6号棟)を完成させたと発表した。

新棟は延床面積1万1191平方メートルで、2026年5月の稼働を予定。51億円を投じて建設され、将来的には現在の4倍程度まで生産能力を増強できる設計となっている。新興国を中心とした大容量インク搭載プリンターの需要拡大や、商業・産業向けデジタル印刷の普及を見据え、プリントヘッド「PrecisionCore」搭載機の供給体制強化を図る。

▲東北エプソン 新棟(出所:エプソン)

また、広丘事業所(長野県塩尻市)での前工程増産に対応する形で、秋田エプソンと東北エプソンで後工程を分担。機種別生産や共用ラインによる柔軟な生産体制を構築し、BCP対応や生産性向上を目指す。

工程設計では省人化・省スペース化を進め、自動搬送ロボットや効率的な空調を導入。夜勤業務の負荷軽減も意識した「未来工場」モデルとして、国内製造拠点の競争力強化を狙う。物流面では生産変動への即応性や在庫最小化が課題解決につながるとみられる。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタン