サービス・商品マーレジャパン(東京都豊島区)は16日、ドイツの自動車部品サプライヤーであるマーレが定置型蓄電システム市場に参入すると発表した。
マーレは冷却モジュールの量産プロジェクトを初受注し、2026年から量産を開始する予定。自動車分野で培った熱管理技術を非自動車分野に応用し、電力網の安定化や再生可能エネルギーの蓄電用途に対応する。

▲拡張性に優れた冷却モジュール(出所:マーレジャパン)
新たに開発された冷却モジュールは液冷方式を採用し、最大42キロワットの冷却能力を備える。従来の空冷方式と比べ、高密度なリチウムイオン電池に対応しやすく、蓄電システムを20-30度の最適温度範囲で稼働させることが可能。これにより、長寿命化や高耐久性、安定した負荷管理を実現する。
マーレは産業用熱管理分野にも事業領域を拡大しており、電気自動車向け急速充電ステーションの液冷ケーブルや、ヒートポンプ・太陽光発電システム向けの冷却技術開発も進めている。
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