認証・表彰ZAICO(ザイコ、山形県米沢市)は16日、自社のクラウド在庫管理システム「zaico」を活用した優れた業務改善事例を表彰する「zaicoアワード2025」の受賞企業5社を発表した。創業10年の節目に合わせて新設された同アワードは、在庫管理の効率化に取り組む企業を称えるもので、今回は5部門で計5社が選出された。
「パイオニアスピリット賞」には、酒田米菓(山形県酒田市)が選ばれた。zaicoの最新機能を積極的に活用し、全社的なプロジェクトとして在庫管理業務の効率化に取り組んだ。棚卸精度の向上やコスト削減など、具体的な成果を挙げたことが評価された。
「スマートオペレーション賞」を受賞したのは、エプソンアトミックス(青森県八戸市)。同社はIoT(モノのインターネット)重量計「ZAICON」を導入し、在庫管理の自動化を実現。「現場の人の手を煩わせない」運用を徹底し、ミスの防止と業務効率の大幅な改善を達成した。
「セルフスターター賞」には、日本インスツルメンツ(京都市南区)が選ばれた。同社は自社で試行錯誤を重ねながら、独自の在庫管理フローを構築。QRカードを活用した運用や社内教育の実施など、従業員が主体的に改善に取り組む姿勢が際立った。
「パートナーシップ賞」には、モトヤ(大阪市北区)が選出された。同社はQRコードを活用したzaicoの機能を最大限に生かし、自社に最適な運用フローを構築。ZAICOからの提案を積極的に採り入れ、現場の改善要望も丁寧に共有するなど、双方向の協力体制を築いた。
「ステップアップ賞」を受賞したのは、Neautech(ニューテック、東京都世田谷区)。同社はスモールスタートから段階的にシステム導入を進め、業務ニーズに合わせて運用範囲を拡張。医薬品の厳密な管理を求められる現場で、創意工夫を凝らした独自のオペレーションを確立した。
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