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セイノー、ファミマ無人決済店で物流一括運用を受託

2025年10月16日 (木)

ロジスティクスセイノーホールディングス(HD)は16日、ファミリーマートが15日にJR横浜線・成瀬駅に開業した無人決済店舗「ファミリーマート JR成瀬駅/N店」で、商品の運搬から陳列までを一括して受託したと発表した。無人決済型のファミリーマート店舗で、物流事業者が納品と陳列を含む業務を包括的に担うのは初の取り組みとなる。

 
▲(左から)陳列の様子、運搬の様子(出所:セイノーホールディングス)

同店舗は、JR東日本グループのTOUCH TO GO(東京都港区)が開発した無人決済システムを導入したもので、駅構内の省人化店舗としては4店舗目。短時間での買い物を可能にするほか、人手不足の解消やオペレーションコストの低減も見込まれている。

従来、無人決済店舗への商品補充は近隣の母店スタッフが対応していたが、今回はセイノーグループの物流ネットワークと業務シェアリングを活用。グループ会社のロッコ(中央区)が店舗までの運搬を、リビングプロシード(同)が陳列を担当する。後者はポストイン事業の合間時間を活用して業務を行う仕組みで、店舗運営の省力化と効率化を実現した。

セイノーHDは、輸送に加えて周辺業務を包括的に請け負う「ロジスティクスBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)」を推進しており、今回の取り組みをその一環と位置づけている。

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