M&A日新は14日、同社株式が15日付で東京証券取引所プライム市場から上場廃止となると発表した。米投資ファンドのベインキャピタルと組んだMBO(経営陣が関与する買収)に伴う非公開化の手続きが完了した。
日新は5月、ベインキャピタルが設立した買収目的会社「BCJ-98」によるTOB(株式公開買い付け)を受け入れる方針を表明。7月に買い付けが成立した後、株式併合などを経て少数株主の持分を整理し、完全子会社化が実現した。これにより、70年続いた上場企業としての歴史に幕を下ろす。
日新は、コロナ禍後の市況変化や2024年問題に対応した構造改革の加速を目的に、短期的な株価変動に左右されない非公開化を選択。今後はベインキャピタルの経営支援を受けながら、海外展開やDX(デジタルトランスフォーメーション)推進、M&A戦略の実行を強化する方針だ。
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