ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東アジアの持続可能な水産流通基盤へ日中連携

2025年10月17日 (金)

国際サステナブルシーフードを推進するシーフードレガシー(東京都港区)は17日、中国の非営利団体・青島市海洋生態研究会(QMCS)と、東アジア地域での責任ある水産物サプライチェーン構築を目的としたプラットフォーム創設に向け、覚書(MOU)を締結したと発表した。調印は同日、「サステナブルシーフードサミット2025 in 大阪」で行われた。

東アジアは世界の水産物の約半分が生産・流通・消費される地域であり、乱獲やIUU(違法・無報告・無規制)漁業、環境劣化などの課題を抱える。両者は国境を越えた協働を通じて、トレーサビリティーや透明性を高め、公正で持続可能な水産供給網の確立を目指す。

協働は「共同設計」「共同開発」「共同運営」の3本柱で進める。シーフードレガシーは日本での政策提言や市場変革の知見を提供し、QMCSは中国の漁業や地域社会との連携を担う。今後、国内外の企業や市民社会と連携し、2026年以降の本格始動を予定している。

(出所:シーフードレガシー)

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。