調査・データ中国物流購買連合会が発表した9月の「EC物流指数」は112.7となり、前月比0.4ポイント上昇、年内最高値を更新した。同指数は2015年を基準(100)とし、100を上回ると物流活動の拡大を示す。総業務量や農村業務量、物流時効、履約率、満足度など主要指標が軒並み上向く一方、コスト指数は4か月連続で低下した。
EC物流の総業務量指数は132.5と1.1ポイント上昇し、特に中部地域が3.5ポイント増と最も伸びた。農村部の業務量指数も132.7ポイントと堅調で、西部地域が2.3ポイント上昇した。中秋・国慶節の連休需要や秋の買い替え需要、開学シーズンの消費が重なり、オンライン販売が活況を呈した。
供給面では、需要の増加を背景に企業の供給能力が高まり、物流時効・履約率・満足度などがいずれも100を超える水準を維持した。人員指数も6か月連続で上昇し、企業の運営体制は安定傾向にある。コスト指数は0.2ポイント低下し、23年以来の低水準となった。10月は「双節」休暇と「ダブル11」商戦の前哨戦が続くため、指数は堅調な推移が見込まれる。
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