荷主ツネイシホールディングス(HD)は17日、フィリピン・セブ島の造船拠点TSUNEISHI HEAVY INDUSTRIES(CEBU)が、地震後の設備・安全点検を終え、通常操業に復帰したと発表した。生産ラインへの影響はなく、地震発生前と変わらない体制で稼働しているという。
同拠点はツネイシグループの海外主要造船拠点で、ばら積み貨物船などを建造している。今回の地震による人的被害は確認されておらず、一部の建物に軽微な損傷が見られるものの操業への支障はない。同社は「安全と品質の確保を最優先に、生産を継続する」としている。
フィリピンでは9月末以降、各地で地震が相次ぎ、セブ島沖では9月30日にマグニチュード(M)6.9の地震が発生。北部ボゴ市などで建物が倒壊し、少なくとも74人が死亡した。さらに10月10日にはミンダナオ島沖でもM7.4の大地震が発生しており、現地産業の復旧状況が注視されている。
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