サービス・商品東芝は16日、船舶や建設機械など幅広い用途に対応するリチウムイオン電池「SCiB 24V車載・産業用パック」を製品化したと発表した。本製品は、ヤマハ発動機の電動船「e-Float Terrace」に搭載され、10月から横浜・みなとみらい地区で運航を開始するクルーズ体験で使用される。

▲ヤマハ発動機の電動船「e-Float Terrace」(出所:東芝)
新製品は、SCiB(20アンペア‐ハイパワー)セルを搭載し、日本産業規格(JIS)「JIS D5301始動用鉛蓄電池」のD23サイズに適合する。既存の定格電圧24ボルト鉛蓄電池と容易に置き換え可能で、最大2直列6並列(48ボルト、5.76キロワット)の接続ができる。大型バスやトラック、船舶、建設機械、農業機械など高負荷な始動用途にも対応する。
e-Float Terraceでは、本製品を24個(2直列6並列×2機)搭載し、ヤマハ発動機の電動推進器「HARMO(ハルモ)」と組み合わせて使用する。防水等級IPX9K/IPX7に対応し、低温環境でも安定した起動性能を発揮するほか、長寿命設計によりメンテナンス負荷の軽減にも寄与する。
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