サービス・商品リベロエンジニア(東京都渋谷区)は21日、LIXILと共同で、工場・倉庫での入庫・出庫業務を効率化するスマートグラスシステムを開発したと発表した。作業者の視界に作業指示や商品情報をリアルタイムに表示し、伝票確認や端末入力を不要とすることで、ハンズフリーでの作業を可能にする。

▲スマートグラスシステム(出所:リベロエンジニア)
同システムはLIXIL粕川工場の現場課題を背景に開発された。納品伝票の形式差による手作業、ピッキング時の両手塞がりによる作業効率低下、棚や在庫探索の時間ロスといった課題に対応する。
スマートグラスはアンドロイドOSを搭載し、音声やボタン操作に対応。視界の端に情報が表示されることで安全性を確保し、誰でも直感的に扱える操作性を備える。
開発過程ではウォーターフォール型で基本機能を構築後、現場テストの結果を踏まえアジャイル的手法で改良を重ねた。これにより現場との適合性や理解度が向上し、移動・作業時間の削減や身体的負担の軽減が実現した。
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