
▲水素専焼エンジンコンプレッサーの火入れ式の様子(出所:豊田自動織機)
調査・データ豊田自動織機は21日、自社開発の水素エンジンをAIRMAN(エアマン、新潟県燕市)が開発中の水素専焼エンジンコンプレッサーに搭載し、信頼性や性能を確認する実証試験を共同で開始したと発表した。建設現場などで使用される産業機器への応用を見据え、耐久性や出力性能などを評価する。
同エンジンは既存のガスエンジンを基に開発されたもので、水素を燃料として燃焼させ、水蒸気の圧力上昇を利用して動力を得る。CO2をほとんど排出しないことから、内燃機関の脱炭素化手段の一つとして注目されている。小型で高出力化が可能なうえ、水素対応への改良も比較的小規模で済む点が特徴だ。
同社は2021年から水素エンジンの開発を進めており、産業技術総合研究所の協力を得ながら改良を重ねてきた。今回の実証ではAIRMANの水素技術試験場で実施し、技術確立と実用化に向けた課題の抽出を行う。
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