行政・団体国土交通省は17日、港湾のカーボンニュートラル(CN)化に向けた取り組みの一環として、神戸港で水素エンジンを搭載した荷役機械の現地稼働実証を開始したと発表した。これは、世界初となる水素エンジンで稼働する荷役機械の実証であり、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたカーボンニュートラルポート(CNP)形成を進める。
今回の実証では、神戸港ポートアイランド(第2期)地区のPC15-17において、タイヤ式門型クレーン(RTG)のディーゼルエンジン発電機を水素エンジン発電機に換装し、水素充填および現地稼働実証を行う。25年度にデータ取得・分析を行い、25年度から26年度にかけて、港湾施設の技術上の基準の改訂に向けた検討を進める予定である。
同省は、実証の結果を踏まえ、水素を燃料とする荷役機械の導入拡大に向けた環境整備を進めるとしている。
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