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ブリヂストン、関工場にタイヤ熱分解実証設備起工

2025年10月22日 (水)

荷主ブリヂストンは21日、岐阜県関市の関工場敷地内で「使用済タイヤの精密熱分解パイロット実証プラント」の起工式を行ったと発表した。同社初となるケミカルリサイクル設備で、2027年9月の稼働を予定。年間最大7500トンの使用済みタイヤを処理できる見込みだ。

▲起工式での集合写真(出所:ブリヂストン)

プロジェクトは、タイヤを資源として再生利用する「EVERTIRE INITIATIVE」(エバタイヤ・イニシアチブ)の一環。サーマルリカバリー(熱回収)に依存していた従来手法から転換し、分解油や再生カーボンブラックの回収・再利用を通じて、資源循環とCO2排出削減の両立を目指す。

ENEOSなどのパートナー企業とともに、NEDOの「グリーンイノベーション基金事業」に採択された取り組みとして、分解油のリサイクルオイル化や再生カーボンブラックの実用化技術も開発対象となる。プロセス設計や操業ノウハウ、人材育成を含む体制整備も進める方針だ。

▲使用済みタイヤの精密熱分解パイロット実証プラントの外観(出所:ブリヂストン)

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