ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

米国トラック輸送量、3か月ぶりの低水準に

2025年10月22日 (水)

調査・データ全米トラック協会(ATA)が21日発表した9月のトラック輸送サービス輸送量指数(季節調整済み)は、前月比0.9%減の114.2となった。8月の0.9%増、7月の1.1%増を打ち消す形で、3か月ぶりの低水準に戻った。指数は2015年を100とする基準で算出している。

ATAのボブ・コステロ主任エコノミストは「輸送量は1月の底から2.1%増えたが、依然として3年前の水準を3.9%下回っている」と指摘。「9月の指数は前年同月とほぼ同じであり、過去数年間にわたる厳しい貨物市況を示している」と述べた。

前年同月比では0.8%増とわずかに上向いたが、1-9月累計では前年同期比0.2%増にとどまった。季節調整前の指数は114.7で、8月(117.7)から2.6%減少した。

トラック輸送は米国内貨物輸送量の72.7%を占め、製造業や小売業を含む経済活動の動向を示す主要指標とされる。ATAによると、2024年にはトラックが112億7000万トンの貨物を運び、輸送収益は9060億ドルに達した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。