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スカニア、中国・江蘇に第3のグローバル拠点

2025年10月22日 (水)

拠点・施設スカニア(スウェーデン)は15日、中国・江蘇省に第3のグローバル生産拠点を開所したと発表した。総投資額は20億ユーロ。敷地面積は80万平方メートルで、年間5万台の生産能力を持ち、中国市場に加えてアジア各国への輸出も視野に入れる。3000人の雇用創出が見込まれる。

工場では地元産バイオガスや再生可能エネルギー電力を主電源とし、スコープ1・2の脱炭素目標に寄与する。上海の研究開発拠点とも連携し、現地パートナーとの共同開発を強化する方針だ。トレイトングループ(ドイツ)のモジュラーシステム(TMS)を基盤に、中国発の技術を取り込み、現地開発からグローバル展開までを可能にする。

▲新工場外観(出所:スカニア)

世界標準のスカニア製品に加え、中国の長距離・大量輸送向け新型トラクター「NEXT ERA」を投入。現地での量産は2025年末に開始し、NEXT ERAは26年前半に発売予定だ。現地生産により納期短縮と仕様の柔軟性を高め、アジア全体の調達・アフターサービスを含む物流エコシステムの競争力向上を狙う。

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