ロジスティクストレーラーリースのTEN(米国)は22日、温度制御トレーラー部門のTEN Coolが、温度管理トレーラー用の「バンパーシステム」で米国特許を取得したと発表した。同システムは冷蔵・加温車両を特殊貨物輸送向けに容易に転用できる構造で、気流改善や積載量拡大、貨物保護を実現する。国際特許も出願中だ。
新システムは乳製品や食品流通で課題となっていた製品損傷や気流不足、専用車両の高コストを解消する目的で開発された。
北米の輸送事業者で導入が進んでおり、1社では冷蔵トレーラー59台での運用により年間100万ドル超のコスト削減を実現。燃費効率も向上し、稼働1時間あたりの冷却装置稼働時間を10分に抑える効果が確認されているという。
積載効率の面では、1回の輸送で最大2パレット(11%)の追加積載が可能となり、復路での空容器回収など柔軟な運用を支援する。気流設計の改善により、温度ムラや破損リスクが低減し、生鮮品や乳製品の品質保持にも寄与する。
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