ロジスティクス貿易コンプライアンスのリスク分析を手がけるSayari Labs(サヤリ、米国)は23日、村田製作所が貿易コンプライアンス強化を目的に、同社の「SAYARI GRAPH」と「SAYARI SIGNAL BIS50/SANCTIONS50」を導入したと発表した。輸出先のスクリーニングを高度化し、透明性の高い取引体制を構築する。
村田製作所は、地政学的リスクの高まりや輸出管理強化を背景に、国際取引における法令遵守を徹底するため、Sayariのリスク検知プラットフォームを採用した。導入したシステムでは、企業の所有関係や貿易取引、制裁リスクを一元的に把握し、監視・分析を行うことができる。
Sayari SIGNALは、米国商務省が発効した「BIS50%ルール」に基づき、リスト外でも支配関係にある企業を特定可能とする仕組みを備える。
サヤリは250以上の国・地域から収集した90億件超の企業・貿易データを保有しており、米国商務省や税関などの規制当局でも利用実績がある。
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