サービス・商品オートストア(ノルウェー)は22日、25年秋の製品ポートフォリオを発表した。
新製品の中核となるのは、フルケース倉庫の入出庫を自動化する「AutoCase」(オートケース)。満載のケースを自動で積み下ろし、保管場所に移動させ、空になるまで1つずつピッキングすることが可能。ケース処理とピースピッキングを1つのフローに統合することで、ピーク時でも高いスループットを維持できる。
また、「FlexBin」(フレックスビン)は1つのグリッド内で複数サイズのビンに対応でき、SKUの品ぞろえや保管密度を向上させる。冷凍食品やヘルスケア向けには、温度管理専用システムの「Frozen-Only Grid」(フローズン・オンリーグリッド)が導入され、エネルギー消費の削減と作業員の安全性向上を実現する。
さらに、25年春にリリースされた「CarouselAI」(カルーセルAI)の機能強化により、ビン配置の最適化や出荷経路の追加、軽量アイテムの取り扱いが可能になり、倉庫の柔軟性とスループットが向上する。
導入面でも改善が進められ、低圧スプリンクラー設計により設置費用を最大35%削減。床研磨不要のレーザースキャン・シム技術や、単一インストーラーでソフトウェア更新が可能な「CubeDeploy」(キューブディプロイ)により、導入時間やダウンタイムを最小化できる。
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