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▲デバンニングロボット「RockyOne（ロッキーワン）」（出所：XYZ Robotics）
ロジスティクスXYZ Robotics（東京都千代田区）は27日、重光商事（石川県かほく市）の物流施設で、コンテナ荷下ろし作業を自動化するデバンニングロボット「RockyOne（ロッキーワン）」の実証実験を完了したと発表した。作業の有効性が確認され、導入に向けた検討を進める。
RockyOneは、画像認識とモーションプランニング技術を組み合わせ、コンテナやトラックからの荷下ろしを自動で行うロボット。AI（人工知能）によるディープラーニングを活用しており、従来必要だった動作教示（ティーチング）は不要だ。最大可搬重量は30キログラムで、箱1〜4個の同時搬送が可能。1時間あたり400〜1,200ケースの荷積み・荷下ろしに対応する。
また、軽量化とコスト低減を両立しつつ、高速作業に必要な剛性を確保。過酷なトラックバース周辺での作業を自動化することで、作業員の負担軽減や省人化、コスト削減効果が期待される。
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