国際CMA CGM(フランス)は29日、レッド・シー・ゲート・ターミナル(RSGT、サウジアラビア)と、ジェッダ・イスラム港(サウジアラビア)でターミナル4を開発・運営する共同事業を行うと発表した。両社はリヤドで開催された国際投資フォーラム「FII9」で契約書に署名した。

(出所:CMA CGM)
今回の計画は、RSGTが2020年にサウジ港湾庁と締結した長期コンセッション契約の一部として実施され、既存の枠組みの下でサブコンセッションを組成する。
総投資額は17億サウジアラビア・リヤル(4億5000万ドル、686億3040万円)を予定し、年260万TEU規模の新ターミナルを整備する。設備には最新の荷役機器、次世代デジタル技術、持続可能性向上の仕組みが導入される。
ターミナル4の稼働後、RSGTの年間取扱能力は合計880万TEUに拡大する見通しで、港全体の効率性と信頼性を高める。サウジ港湾庁のスライマン・アルマズルア総裁は「本件はビジョン2030の目標である港湾の国際競争力強化に資する」と述べた。
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