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ゼンリン、施設内自動運転向け高精度マップを提供

2025年10月30日 (木)

▲実証実験の実施施設である物流倉庫「東京流通センター A棟」の施設内(出所:ゼンリン)

ロジスティクスゼンリンは30日、三菱地所とT2(東京都千代田区)が実施する「自動運転トラックによる物流施設内走行実現」の実証実験に向け、施設内の自動運転に対応した高精度地図データを整備・提供したと発表した。国内初の試みで、東京流通センターA棟で実施されている。

地図データは施設内の通路幅や障害物などを高精度で収集し、トラック搭載のLiDAR(ライダー)と照合して自動運転を支援する。安全かつ丁寧な走行を実現することを目的としており、施設内の複雑な環境でも安定した運行が可能になる。

▲高精度地図データ

ゼンリンは高速道路や主要道でのデータ収集を通じ、デジタルツイン実現に資するデータ基盤を構築している。今回の取り組みは、同社の計測・整備技術を物流領域に応用したもの。

今後は防災や都市計画などスマートシティ分野への展開も検討しており、高精度地図を活用した社会インフラ整備と持続可能なモビリティー社会の形成に寄与する。

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