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タイミー、地方中小企業の9割が継続利用を希望

2025年10月30日 (木)

調査・データスキマバイトサービスを提供するタイミーは29日、地方中小企業(小規模事業者も含む)でのスポットワーク利用実態レポートを公開した。調査はタイミーを活用する地方エリアの135事業者を対象に行った。

調査によると、導入検討前の段階でスポットワークに関心があった企業は計65.9%に上り、このうち「とても興味があった」が17%、「興味があった」が48.9%だった。導入を検討している段階での心境については、「自社のエリアに働き手がいないと思っていた」が34.1%と最多で、「都市部でないと活用できないツールだと思っていた」と回答した企業も20%あり、都市部以外では求職者が集まりにくいと考えていた企業も一定数存在した。

スポットワーク導入の決め手としては、「他の求人媒体を活用していたが期待する効果がなく、新たな手段としてスポットワークを試してみたいと思ったから」が34.8%で最多となり、「サービス利用料が成果報酬型のため、トライアル利用がしやすかったため」が21.5%、「口コミや導入事例を知り、自社の課題感を解決する手段として利用できそうだと思ったから」が20%と続いた。試験的に導入しやすい点や、他社事例を通じて課題解決の可能性を感じたことが後押しとなった。

導入前に課題として挙げられたのは、「繁忙期や業務のピークタイムに合わせた人材確保(スポットで発生する人手不足の解消が難しい)」で43.7%。次いで「求人に応募がない」(17%)、「長期採用の応募が集まらない」(14.1%)が続いた。

導入後の効果については、71.1%の企業が「改善傾向にある」と回答。78.1%が「人手が必要なタイミングに確保できるようになったから」と答え、36.5%が「求人を出した際の応募の集まりやすさを感じるから」と回答した。長期採用や職場環境の改善、教育コスト削減にも寄与しており、地方中小企業・小規模事業者の課題解決に一定の効果を示している。

さらに、今後もスポットワークを継続利用したいと答えた企業は88.9%に上った。「人手確保に有効な手段だと思った」という理由が全社共通であり、35.8%は「求人を出すごとにワーカーの方とマッチングでき、思っていた以上に自社周辺の地域に仕事を探している働き手がいることが分かったから」と回答した。タイミーが地方でも多様な働き手と出会えるサービスであることが確認され、導入前の懸念と実際の効果にギャップが生じていることも明らかになった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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