調査・データトヨタ・コニック・プロ(東京都千代田区)は30日、経済産業省の2024年度「補正予算 持続可能な物流を支える物流効率化実証事業」に採択され、11月19日に岡山県の中山間地域で自動配送ロボットを用いた公道走行実証実験を行うと発表した。
同事業は、物流分野の人手不足や買物困難者対策に資するものであり、国内事業者による自動配送ロボット活用の社会実装を目指す取り組みの一環として行われる。中速・中型/低速・小型などさまざまなモビリティーの組み合せによる適材適所を図るなど、将来に渡って持続可能な取り組みを創造することを目指す。
実証実験では、よしの(岡山県勝央町)が運営する小売店舗「どんどん市場」の商圏内を活用。トヨタ自動車が開発中の低速小型および中速中型の2種類の自動配送ロボットを用い、どんどん市場からの商品宅配や農家からの仕入れ運搬を行い、公道を1.6キロ走行する予定だ。実験では、ロボット導入に伴う技術的・環境的課題の検証や、2種類のロボットの適材適所、事業採算ラインの確認も行われる。
今後、同実証の成果を基に、全国の都市部や集合住宅、移動・買物困難者を対象とした地域共創型買物支援事業の展開を目指すとしている。

▲走行予定のトヨタ自動車製小型・低速ロボット「SORA CAGO」(出所:トヨタ・コニック・プロ)
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