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イベント11月7日に紀尾井カンファレンス（東京都千代田区）で開催する本誌主催の「LOGI NEXT 25 Day1」は産官学のトップリーダーが集結し、物流業界の未来を多角的に議論する。7日、12時から12時40分までの開かれるセッション「すべての業務車両に、AI革命を──事故ゼロ経営、今がその分岐点」には、AIドラレコのパイオニアであるNauto Japan社長の赤井祐記氏、丸全昭和運輸物流品質管理部理事の飯岡剛氏、SBSロジコム常務執行役員管理本部長・経営企画部長の中藤和生氏が登壇する。
▲（左から）Nauto Japanの赤井祐記氏、丸全昭和運輸の飯岡剛氏、SBSロジコムの中藤和生氏
経営戦略としてのAIドラレコ
セッションでは、物流業界が注目するAIドラレコの実像に迫る。AIドラレコはもはや、単なる事故防止の道具ではない。経営戦略の鍵となる重要な要素だ。2024年4月の時間外労働規制強化、いわゆる24年問題の余韻が冷めやらぬなか、来年4月1日にはCLO（物流統括管理者）の選任義務化という新たな波が押し寄せる。荷主の目が一段と厳しくなる今、大手2社がなぜAIドラレコの導入を決断したのか。その真意が明かされる。
議論の核心は、AIドラレコ導入を迫る物流業界の深刻な現実だ。重大事故は後を絶たず、SNSでの“炎上”は企業の命取りになりかねない。おまけにドライバー不足は深刻の一途をたどる。従来の安全教育や運行管理では、もはや太刀打ちできない事態が次々と押し寄せている。日本郵便の問題が社会を揺るがしたのも、つい最近の出来事だ。
現場を知る経営幹部の決断
丸全昭和運輸とSBSロジコムは業界を代表する大手物流企業として、いち早くAIドラレコを導入した。両社の経営幹部は長年にわたる現場経験を持ち、ドライバーの心理、運行管理の難しさ、安全教育の限界を知り尽くしている。導入を決断するまでの社内議論、現場からの反応、実際に運用して見えてきた効果と課題について、現場の声が語られることになりそうだ。
さらに、AIドラレコはドライバーの運転傾向を可視化するうえ、公正な人事評価やコーチングに役立つ。従来は各拠点の運行管理者の裁量で評価していたが、AIドラレコの導入により、全国で統一した基準が可能になったという。優良ドライバーをどう評価し、リスクドライバーにどう向き合うのか。ドライバー不足の時代に、人材の確保と育成をどう考えるのか。こうした議論は、多くの物流企業が直面する課題だけに注目度が高い。
分岐点に立つ物流業界
ドライバーの安全管理は今、まさに歴史的な転換点を迎えている。AIという武器を手に未来を切り拓く企業と、旧態依然の手法にしがみつく企業──。その明暗は、数年後には誰の目にも明らかになるだろう。最先端技術を生み出した企業の代表と、それを現場にいち早く導入した業界大手2社のキーマンが顔をそろえるこの場は、物流業界がAI時代の荒波をどう乗り切るか、その答えを探る絶好の機会といえるだろう。
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本誌主催［Day1］
満員御礼！会場申込は締め切りました！
［11月7日］会場参加申込はこちら
オンライン視聴受付中！
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トラボックス、D.N.A.主催・本誌共催［Day2］
［11月8日］会場参加申込はこちら
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-産官学オールジャパンで挑む物流変革、いま示すべき近未来の展望-
LOGI NEXT 25［2days］
Day1「物流の針路をいま、共に創る」
日 時：2025年11月7日（金）
11時30分～17時40分 イベント「物流の針路をいま、共に創る」
17時40分～18時30分 交流懇親会
形 式：ハイブリッド開催
会 場：紀尾井カンファレンス メインルームC/D（東京都千代⽥区紀尾井町1-4 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー 4階）
参 加 費：無料（要事前申込）
参加定員：＜会場参加＞150人 ※満席御礼！会場申込は締め切りました！
＜オンライン＞300人 ※オンライン申込受付中！アーカイブ配信も要事前申込制
申込期限：2025年11月6日（木）15時
企画・主催：LOGISTICS TODAY
共 催：トラボックス
ナレーション by 動画制作会社VIDWEB（https://vidweb.co.jp）
11時30分-12時00分：オープニング・基調セッション
森隆行 氏（フィジカルインターネットセンター 理事長／流通科学大学 名誉教授）
12時00分-12時40分（40分）
テーマ：すべての業務車両に、AI革命を──事故ゼロ経営、今がその分岐点
赤井祐記 氏（Nauto Japan 社長）
飯岡剛 氏（丸全昭和運輸 物流品質管理部 理事）
中藤和生 氏（SBSロジコム 常務執行役員管理本部長・経営企画部長）
12時40分-12時50分（10分）
テーマ：後日発表
太田文行 氏（Zenport 社長）
12時50分-13時30分（40分）
テーマ：2030年輸送力危機の本質は「人」にある──物流業界の人材確保と定着の課題
安藤雄真 氏（X Mile 執行役員 DX事業管掌）
13時30分-14時10分（40分）
テーマ：「日本郵便問題」は他人事か？点呼・配車・請求をつなぐ現場起点のDX戦略
森居康晃 氏（アセンドCOO）
吉田寛之 氏（テレニシ 法人事業本部 ソリューション営業二部 部長）
14時10分-14時50分（40分）
テーマ：「総論賛成・各論反対」どう破るか？～荷主・JPR・野村不動産が示す、一貫パレチゼーション実現の処方箋～
稲葉英毅 氏（野村不動産 都市開発第二事業本部 物流事業部長）
宇田裕司 氏（日本パレットレンタル 執行役員 営業部長）
坂本卓哉 氏（F-LINE 物流未来研究所 次長）
14時50分-15時30分：基調セッション
テーマ：“個社最適”の先に物流崩壊、荷主が挑むサプライチェーン構造改革論
梶野透 氏（トリドールホールディングス グローバルSCM本部 本部長代行）
北川信之 氏（スギ薬局 ロジスティクス統括部 統括部長）
深井雅裕 氏（日清食品 常務取締役 事業統括本部長 兼 Well-being推進部長）
15時30分-16時10分（40分）
テーマ：物流×AIの最前線──200社の実態調査から見えた、改革のヒント
坂田優 氏（Hacobu 取締役執行役員COO プロダクト企画本部長 兼 物流DXシステムインテグレーション「Hacobu Solution Studio」事業部長）
北川信之 氏（スギ薬局 ロジスティクス統括部 統括部長）
16時10分-16時50分（40分）
テーマ：物流現場の生産性を最大化する現場教育
渡邊隆夫 氏（Tebiki エンタープライズ営業部 チームリーダー〈物流業界担当〉）
16時50分-17時40分：パネルディスカッション
鶴田浩久 氏（国土交通省 総合政策局長）
鎌田正彦 氏（SBSホールディングス 社長）
松岡弘晃 氏（フジホールディングス 社長）
モデレーター：
吉岡泰一郎 氏（トラボックス 会長）
赤澤裕介（LOGISTICS TODAY 社長兼編集長）
17時40分-18時30分：交流懇親会
※上記内容は、事前の告知なく変更する可能性があります。 ◼お問い合わせ —————————————————————————— 満員御礼！会場申込は締め切りました！ オンライン視聴受付中！ トラボックス、D.N.A.主催・本誌共催［Day2］
・お申し込み時にメールアドレスはお間違いのないようご入力ください。個人情報の取り扱いについては、LOGISTICS TODAY「LT Special Report／LOGISTICS TODAY企画イベント利用規約」に準じます。
LOGISTICS TODAYイベント事務局「LOGI NEXT25」 担当：落合
TEL：03-6772-8207
メール：event@logi-today.com
本誌主催［Day1］
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