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三菱倉庫が通期予想を下方修正、米中事業不振で

2025年10月31日 (金)

財務・人事三菱倉庫は10月31日、2026年3月期の通期連結業績予想を下方修正した。売上高を前回予想から100億円減の2800億円、営業利益を40億円減の160億円、経常利益を38億円減の206億円とした一方、投資有価証券売却益の計上により、最終利益は46億円増の450億円に引き上げた。

上期は、米国子会社キャバリエ・ロジスティクスが新政権の政策変更による貨物取扱減少や新施設の稼働遅れで計画を下回り、中国経済の減速による現地法人の収益悪化も響いた。また、経営計画「2025-2030」に沿ったコーポレート機能の強化で人件費が増加し、営業利益を圧迫した。下期は一定の回復を見込むが、期初想定には届かない見通し。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比0.9%増の1361億1600万円、営業利益が同16.2%減の75億4100万円、最終利益が2倍の328億5100万円となった。

主力の物流事業は、倉庫事業や港湾運送が堅調だった一方、陸上輸送や国際運送取扱で取扱量が減少。全体の売上高は0.9%増の1189億円、営業利益は10.9%減の62億8300万円だった。米国・中国拠点の低調が響いたものの、港湾事業の伸びが一部を補った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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