サービス・商品ミスミグループ本社は4日、生産間接材の大量注文をワンクリックで可能にする購買DX(デジタルトランスフォーメーション)サービス「D-JIT」(ディージット)を米国とメキシコで提供開始したと発表した。EV(電気自動車)関連製造装置や自動化倉庫に組み込まれる機械部品の調達効率化を狙うもので、需要が拡大する北米市場で供給体制を強化する。
D-JITは、グローバル700社超のサプライヤー在庫を連携・統合し、在庫情報を可視化することで、ミスミのEC(電子商取引)サイト上から必要数量を即時に手配できる仕組み。購買担当者が複数のサプライヤーに在庫確認を行う手間を省き、中・大口の部品調達を短時間で完結できる。すでに日本、韓国、タイ、台湾、欧州で展開されており、利用社数は累計9万社を超える。
北米では製造業の国内回帰が進む一方、EVや自動化設備向け部品の調達がボトルネックとなるケースが増加している。ミスミは今回の展開により、汎用装置の量産需要にも対応し、在庫情報の可視化を通じて購買業務の効率化とコスト削減を支援する。
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