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ゼロボード、物流領域のGHG算定事業を譲受

2025年11月4日 (火)

環境・CSRサステナビリティ経営支援を手がけるゼロボード(東京都港区)は4日、物流分野の温室効果ガス(GHG)排出量算定事業を展開するAdded(アディッド、千代田区)から同事業を譲り受けたと発表した。1日付で譲渡が完了しており、ゼロボードの環境データ管理サービス群「Zeroboard」に統合する。両社の知見を融合し、物流領域での脱炭素化支援を強化する。

(出所:ゼロボード)

荷主企業の間では、サプライチェーン上の間接排出(スコープ3)のうち、輸送・配送に関するカテゴリー4・9の算定精度が課題とされている。データ取得が難しく、委託先ごとにバラつきがあるためだ。Addedは物流データを自動収集・分析するSaaS「CAMOTSU」を提供し、輸送由来排出量の可視化と最適化を支援してきた。今回の譲渡により、ゼロボードはCAMOTSUの技術と特許、既存顧客契約、開発チームを引き継ぐ。

ゼロボードは今後、物流GHG算定機能を自社サービスに組み込み、改正物流効率化法や2027年から順次適用されるSSBJ開示基準などの法対応を一体的に支援する体制を構築。大手物流事業者と連携し、中小事業者でも容易にデータ連携できる排出量算定プラットフォームの構築を目指す。

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