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▲除菌している様子 （出所：ファーマインド）
調査・データファーマインド（東京都千代田区）は10月31日、国際宇宙ステーション（ISS）に搭載される青果物の除菌・梱包を実施したと発表した。
これは宇宙航空研究開発機構（JAXA）との契約に基づいたもので、流通経済研究所（DEI）からの作業請負として実施した。福岡センターで新型宇宙ステーション補給機1号機（HTV-X1）に搭載する青果物の衛生処理を行い、JAXAへ納品した。
同センターは落下菌数がクリーンルームに相当する清浄度を備え、ISO22000認証を取得している。青果物は次亜塩素酸水によって表面微生物を除去し、JAXAの基準である1グラムあたり1万CFU以下の一般生菌数を満たす水準に除菌された。梱包では吸湿紙と鮮度保持フィルム、緩衝材を使用し、果汁の漏出や変形を防止。サイズやフィルム厚を調整して廃棄物の削減にも配慮した。
ISSに輸送された青果物には自社ブランド「光選のふじ〈真の実〉」が含まれる。同商品は葉とらず栽培や光センサー選別、コールドチェーン管理により品質・鮮度を維持している。
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