ファーマインドが青果物流で共同輸配送促進

ロジスティクス全国の青果物流を手がけるファーマインド（東京都千代田区）は27日、物流の効率化における共同輸配送の促進を図ることを発表した。

同社はグループ会社の全日本ラインと連携し、全国14か所の青果センターを中継拠点として強化。この取り組みにより、中継物量は2019年から2023年にかけて3倍に増加し、トラックの積載率も5％向上した。さらに、今後も中継拠点化を推進し、物流の効率化を図る方針。

▲コールドチェーンネットワークを構築（出所：ファーマインド）

既存の青果センターでは、新鮮な青果物を365日全国の小売店へ供給している。2024年には中継物量を前年比で130％に増やし、「共同輸配送」を更に推進する計画。また、農業従事者の減少による供給不足に対応するため、産地近くのプラットフォームセンターでの新たな取り組みも始めており、生産者の負担軽減と物流効率化を目指している。

ファーマインドは、生産者と消費者の架け橋となるべく、コールドチェーンネットワークを活用した品質向上や青果流通の発展に貢献。さらに、持続可能な社会実現に向けた取り組みを進めていく姿勢を明らかにした。

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LOGISTICS TODAY編集部
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