ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日野自が通期予想を上方修正、2Qは黒字転換

2025年11月4日 (火)

財務・人事日野自動車は4日、2026年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は当初予想の1兆5000億円を据え置いたが、営業利益を250億円増の650億円、経常利益を250億円増の600億円、最終利益を200億円増の400億円に引き上げた。国内外で販売台数の減少が見込まれるものの、円安による為替効果や諸経費の削減が進み、利益の上振れを見込む。

同日発表した2026年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比12.4%減の7428億5900万円となったが、営業利益が同58.0%増の380億7300万円を確保。最終損益が225億200万円の黒字(前年同期は2195億9800万円の赤字)に転換した。コスト構造の見直しや収益性改善が奏功した。

セグメント別では、日本事業の売上高が13.6%減の5121億円。小型トラックの販売減が響いたが、トヨタ向けSUVの堅調やコスト抑制が寄与し、営業利益は56.3%増の222億円となった。

アジア事業はインドネシアでの販売減少を受けて売上高が10.4%減の1879億円、営業利益が22.0%減の86億円と振るわなかった。一方、北米・中南米を中心とするその他地域では売上高は20.6%減の1355億円と落ち込んだものの、収益改善が進み営業利益は57億円と前年の5億円から大幅に増加した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。