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コンテナ運賃、上海発北米・欧州航路で上げ幅拡大

2025年11月6日 (木)

調査・データ英国の調査会社ドリューリーは10月30日、最新の「世界コンテナインデックス」(WCI)を発表した。指数は40フィートコンテナ当たり1822ドルとなり、前週比4%上昇した。17週連続の下落局面を経て3週連続の上昇となり、短期的な回復基調を示している。

主要航路別では、上海-ロサンゼルス間が6%高の2438ドル、上海-ニューヨーク間が4%高の3568ドルと北米向けが堅調だった。欧州向けも、上海-ロッテルダム間が3%上昇の1795ドル、上海-ジェノバ間が5%上昇の1955ドルとなった。アジア-欧州航路では、船社各社が11月1日付でFAK(すべての貨物)運賃を引き上げ、新年度の契約交渉を前に市況を押し上げようとする動きがみられる。

同社は、11月初旬に予定される一般運賃回復(GRI)の影響で来週も小幅な上昇が続くとみる一方、需給バランスは今後数四半期で再び緩むと予測。スポット運賃は短期的に持ち直すものの、持続的な上昇には至らないとの見通しを示している。

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