調査・データ川崎汽船は7日、10月17日にカシワテック技術センター(茨城県坂東市)の消火試験棟で、自動車船の艙内で火災が発生した事態を想定した消火実験を実施したと発表した。廃車となったガソリン車を実際に燃焼させ、車両火災時の消火方法確認と新たな消火戦術を確立した。
実験には25人が参加し、本船で使用されている既存ノズルに加え、放水性能を高めた新型消火ノズルによる放水を行った。さらに、海上災害防止センターの協力のもと、車体内部の燃焼部分を冷却できる特殊形状ノズルを用いた消火実演も実施した。

▲実証実験の様子(出所:川崎汽船)
同社が実際の車両を燃焼させて行う消火実験は今回が初となる。実験を通じて、車両火災の進行速度や有効な消火手法を直接観察し、現場での対応力を高める成果を得た。
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