環境・CSR日本原料(川崎市川崎区)は10日、東京都八丈島で発生した台風22号、23号による災害復旧支援として、可搬式浄水装置「モバイルシフォンタンク」を導入したと発表した。

▲樫立配水池に設置されたMST-7002基(出所:日本原料)
八丈島では10月9日に台風22号、13日に台風23号が相次いで上陸し、取水施設や水道管の破損、停電などにより12戸で断水が続いている。同社は10月10日から現地調査を開始し、22日に東京都水道局から樫立配水池への装置配備要請を受けた。23日にはMST-700を2基、MST-1000を1基設置することを決定した。
さらに24日に関之戸浄水場への設置要請を受け、27日にMST-700を2基配置。小川水源にはMST-2200Sの設置も決定した。28日には社内に「八丈島災害対策本部」を設置し、資機材の手配と海上輸送準備を進めた。
11月1日に第1弾の輸送を完了し、3日に芝浦ふ頭を出港、4日に現地到着。7日に樫立配水池へのMST-700設置を終え、10日までにすべての機器設置を完了した。
同社は日量1万5000トンの浄水が可能なモバイルシフォンタンクを常時備蓄しており、災害発生時の緊急対応体制を整えている。
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