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人機一体、重量ドラム搬送台車を初公開

2025年11月12日 (水)

サービス・商品人機一体(滋賀県草津市)は11日、タツタ電線(大阪府東大阪市)と共同開発した重量ドラム用全方向移動台車「人機カートver.3.0」を、12月3-6日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「2025国際ロボット展」で初公開すると発表した。

▲人機カート ver.3.0(出所:人機一体)

同ロボットは、電線工場など狭小空間での重量物搬送を想定したPoC(概念実証)試作機。日本精工と共同開発した「アクティブキャスタPalGo高荷重タイプ」を駆動輪に採用し、前後・左右・斜め・旋回といった全方向移動を一時停止なく行える。

▲人機カート ver.3.0 タツタ電線従業員による操作体験の様子(出所:人機一体)

操作はゲームパッドによる遠隔方式で、車体重量740キロに対し1000キロの可搬重量を実現した。本体サイズは最大時2840×1850×1000ミリで、登坂角度5度、最高速度は時速5キロだ。

人機一体とタツタ電線は22年に資本提携を締結し、工場内の安全性向上と作業者負担軽減を目的に「人機プラットフォーム」で共同開発を進めている。両社は今回の展示を通じて、電線ドラム以外の重量ロールなど多分野への展開を目指す。

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