サービス・商品Every WiLL(エブリウィル、東京都新宿区)は12日、荷物を届けない運送サービス「トリイク」に関し、経済産業省所管のグレーゾーン解消制度を活用し、国土交通省から法令適用関係に関する回答を10月27日付で受領したと発表した。遊休不動産や未利用スペースを活用した無人受け取り拠点「トリイクスポット」の展開・運営について、同サービスの事業計画に対し適用範囲が確認された。
トリイクは、宅配ドライバーが複数荷物を無人拠点にまとめて置き、利用者が電子ポイントなどを受け取りながら任意の時間に荷物を受け取る仕組み。現在は大阪(梅田)と福岡(小倉)の2か所で国土交通省と連携した実証運営を行い、利用体験や運用方法の検証を進めている。
EC(電子商取引)市場拡大に伴う再配達増加やドライバー不足が課題となるなか、届け先を集約する本方式では、再配達削減や利便性向上、遊休不動産の活用など複数の効果を目指す。
今後は2025年内に両拠点での実証を完遂し、首都圏を含む全国展開を計画。さらに商業施設や自治体との連携を強化し、街中で荷物を受け取るための拠点整備を進める。
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